- 10月
- 2024年11月
健康経営に関する取り組みの一環として、1月20日(金)に第15回衛生講話を実施しました。第15回目のテーマは「アレルギー・花粉症」です。
多くの人を悩ませている花粉症。5〜6人に1人が罹患すると言われているそうで、花粉やスギという文字を見ただけでムズムズしてくる方もいるのではないでしょうか。
花粉症とは?
花粉によって生じるアレルギー疾患の総称で、主にアレルギー性鼻炎とアレルギー性結膜炎が生じます。
原因は?
- スギ
- ヒノキ
- ブタクサなど
症状は?
- くしゃみ
- 鼻水・鼻づまり
- 目のかゆみ、涙
- 喉のかゆみ、咳など
花粉のメカニズムは?
清浄化された空気を肺に送り込む鼻の機能により、鼻孔から入った花粉は鼻の奥へと運び出されますが、運び出されなかった花粉がアレルギーの原因となるタンパク成分(抗原)を鼻の粘膜に浸透させていきます。
抗原が鼻の粘膜に浸透すると何が起きるかというと…
- 異物を認識する細胞と出会う。
- 抗原に対する情報がリンパ球の細胞へ送られ、抗体が作られる。
- 抗体が待機しているところへ再び花粉が侵入。
- 排除しようと反応が起こり、花粉症の症状が発現。
花粉症の約70%はスギ花粉症と推察されているそうですが、原因になる植物もさまざまで、症状の種類や程度も個人差があります。
治療法としては、点眼薬・点鼻薬などによる局所療法や内服薬などによる全身療法である対処療法と、舌下免疫療法などによる根治療法があります。
花粉が飛散する少し前の2月初旬頃から薬物療法を開始すると良いそうで、つらい症状がある方はぜひ病院に相談してみてはどうでしょうか。
花粉症のセルフケア
- マスクやメガネなどの防御器具が有効。
- コンタクトレンズは花粉がレンズと結膜の間で擦れるので、花粉の季節にはメガネにした方が目が傷つかない。
- 花粉が付着しやすい生地の洋服を避ける(セーターなど繊維質な洋服よりもナイロン生地など、つるっとした生地の方が良い)。
花粉症を悪化させる要因として、環境(空気の乾燥・大気中の汚染物質)と生活習慣(喫煙・睡眠不足・ストレスのためこみ)があります。
花粉飛散数の増加やさまざまな環境の変化により、花粉症は今後も増加すると考えられています。
早めの対策をし、セルフケアで少しでも症状を和らげたいものです。
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このブログを書いたスタッフ
ヴァイスプレジデント
ふみか
あまり表に出てくることはありませんが、あれやこれや裏でトリニティを取り締まり中。にゃんこと枝豆をこよなく愛し、モフモフに囲まれた穏やかな生活を夢見ています。。
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